HSPとは
2021/03/22
HSPとは
HSPとは(Highly Sensitive Person)ハイリー・センシティブ・パーソンの略で、簡単に言うと心が繊細で敏感、感受性が高い人のことをさします。
音や光など外部の刺激にも敏感ですが、他人の言葉や小さな表情の変化などにも敏感であり、なぜその発言をしたのか、細かい意図や嘘などを読み取る力が高いと言われています。
そのせいで疲れやすいという特徴もあり、特に人混みなどは苦手な傾向が多いそうです。
HSP診断
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HSP診断テスト
全20問で、制度はそれなりに高いのでセルフチェックとしても使えます。
HSP 病気
まず、HSPは病気ではありません。
また障害等でもなく、あくまで個性であると定義されています。
HSPの特徴から発達障害や不安障害と症状が似ていることから混合されることがありますが、しっかりと分けて考える事が必要です。
はっきりさせたい時はちゃんと医療機関や病院等の専門機関にて受診することをお勧めします。
HSP 対処
HSPはあくまで気質の問題であり、性格や個性とされています。
改善や克服するには考え方を変える必要がありますが、生まれ持ったものと成長するにつれて育ってきた考え方や思いを変えていくのはなかなか難しいかもしれません。
まずはなぜ変えたいと思ったのか?このままではいけないのか?ということからはじめてみましょう。
HSP 一人が好き
HSPは一人でいることが好き、ということが多いです。
では人間嫌いなのか?というとそうではありません。
本当は他人が好き、でも他の人と一緒にいると気を使わなければいけないし、ちょっとしたことでイライラしてしまったり、モヤモヤした気持ちを抱えてしまうためその後どっと疲れてしまうことが多いから一人でいたいと思うことがあるのです。
一人でいるときもあのときああしておけばよかった、こういう発言をしてしまったけどやっぱり違う表現で伝えればよかったなどとくよくよ考えてしまうことも多く、そういったことを考えなくて済むから一人が好きなように見えてしまうのです。
一人になりたい時間も必要です。ですが、本質的には人が好きという人も多いです。
ただ世の中には色々な考え方の人もいるので相性の良い人、合う人と出会えるかどうかで人生の考え方が決まりがちです。
誰だって自分を傷つけるような人とは一緒にいたくないですよね。
合わない人もいる、そんな人とは距離を置く。
それが親戚や家族といった血のつながりを持った人であっても、です。
気楽にそういった考え方を持って他人と接することも必要です。
HSP 仕事
HSPに向いている仕事とは?
意外にもHSPの人に向いているのはコミュニケーション力を必要としている営業や接客など、他人と接する機会が多い職種だったりします。
実はHSPの人は他人の表情や言葉から考え方を読み取る力が普通の人よりも高く深く思慮するので、トラブル時の対処方法や問題解決までのプロセスを組み立てる力、そしてコミュ力の高さから円滑な人間関係を築きやすいのです。
といってもこれは経営者視点の話であり、HSP傾向の強い人ほど疲労を感じやすくなってしまいます。
そんな中、一人で黙々と作業するタイプの仕事が気楽にできて向いているという人も多いです。
工場などのアルバイトでの決められた作業や、動画編集、画像編集などクリエイティブな仕事、エンジニア職もHSPの人には向いているとされています。
HSP 運転
HSPの車の運転後は疲れやすいとされています。
HSPの人は注意力がなまじ高いため、ちょっとした横からの車の待機状態が気になったり、バックミラー、サイドミラーもよく確認しているため安全運転には定評があるとされています。
ただ集中力が高すぎて神経質になり、運転後はどっと疲れてしまうことも多いようです。